2013年12月5日木曜日

東日本大震災 震災調査社内報告会兼反省会の実施

 当社で実施した東日本大震災震の震災調査の活動の締めくくりとして、社内報告会兼反省会を実施しました。

 震災調査は4月下旬から5月中旬にかけて3班編成で実施し、各班ごとに調査結果報告をまとめました。さらに、今回の活動をホームページ等で公開し、広く皆さんに知っていただくために、各班の調査結果報告をもとに、概要を簡潔にわかりやすくとりまとめた「震災調査報告(ダイジェスト版)」を作成しました。社内報告会では、報告書及びダイジェスト版の内容について報告が行われました。

 続いて、今回の震災調査の総括として反省会を実施しました。反省会では「自然の力の大きさ」「人間の無力さ」といった自然観に関わる大きなテーマから、「施設設計の際の『想定』の問題」「防災上のハード対策とソフト対策」「情報公開の伝達のあり方」といった業務に結びつく問題、さらに「災害時の社内の対応マニュアルが必要」といった具体的な意見まで、幅広い意見が発表されました。発表された意見は、その場でKJ法を用いて整理し、参加者全員で共有しました。

 今回の震災調査を通して、参加者全員が様々なことを感じ、多くのことを学びました。感じたこと、学んだことを心に刻み、今後の各自の取り組みに活かしていくことを確認し、今回の震災調査の締めくくりとしました。

「震災調査報告(ダイジェスト版)」を下記に公開します。

 東日本大震災 震災調査報告(ダイジェスト版) A4版PDF




報告会および反省会の状況
報告会および反省会の状況

 

KJ法による各自意見のまとめ
震災についての意見交換
(震災調査の総括)



東日本大震災への取り組み

東日本大震災により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。




宮城県東松島市 東名駅周辺
(4/27 撮影)
岩手県 宮古市街
(5/17 撮影)
  

岩手県陸前高田市 気仙大橋
(5/11 撮影)
宮城県仙台市 仙台港コンテナターミナル
(5/12 撮影)


当社では、社会資本整備に携わる者として、
「自然の脅威を身をもって知ること」 を目的に震災後の調査を行いました。

調査日程 : 4/25~27、5/10~12、5/16~18
調査メンバー : 全社員
調査場所
(1班) 七ヶ浜町、塩竃市、東松島市、石巻市、女川町、雄勝町、北上町
(2班) 陸前高田市、大船渡市、気仙沼市、南三陸町、仙台空港、仙台港
(3班) 宮古市、山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、仙台市、名取市、岩沼市、亘理町

調査結果の詳細については、後日公開予定です。

平成22年度 第5回社内勉強会

  

9/4(土)に社内勉強会として、当社が計画・設計を行った箇所の現場見学を実施しました。
(見学場所:峡南、中北、峡北地域)

施工中の現場を見ることで、実際の施工イメージを捉え、施工方法を考慮した設計に活かすことができます。

また、設計時の工夫点などを省みながら完成した物件を見ることで、今後の計画・設計をよりよいものにしていくことができます。

公共の場に実際に施設を残せることは、土木技術者として大きな喜びであり、施工現場を見ることで仕事へのやりがいをあらためて感じました。

平成22年度 第2回社内勉強会



6月5日(土)に「創造的な議論の方法」と題して、社内勉強会を実施しました。
(講師:技術第二部 松下部長)

内容は、ブレーンストーミングとKJ法について概要を学び、実際に社員でワークを行いました。

議論の方法を学び、また実際にワークを体験したことで、建設コンサルタントとして重要な「問題定義」「進行」「情報整理」の意識向上につながりました。今後の業務に役立てることができると思います。